建物を構成する外壁、屋根等の材料・部材は放置しておくと経年と共に変質や劣化が生じ、やがて当初に要求された機能・性能を維持出来なくなることは避けて通れない事実です。また、社会の変化や技術の革新によって要求水準のハードルもあがり、実用上支障のない性能レベルの確保はいよいよ困難な状態となります。
循環型社会の形成が望まれている現在の社会・経済的背景の中では、これら機能・性能の低下を阻止し、当初レベルへの回復や、当初以上の水準まで向上させ、長期的な使用にも耐えうる保全対策が必要となります。
的確な保全を実施する為には建物の状態を把握して、その程度を評価・判断して必要な対策を立案することが重要です。場当たり的な対策は有効でないばかりか、費用効率も著しく低下させます。
当社は建物の経過年数、構造、仕上げ、現状に応じた調査を計画し、必要な調査手法、調査機器、各種試験を用いて調査診断を行い、的確な保全対策をご提案致します。
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